商品の説明
撫子風の草花文様を、蔓唐草のように構成し織り上げた、とても貴重な金襴による【早雲寺文台裂】
室町時代の連歌の第一人者‟宗衹”の文台や硯箱に使われた裂を、西陣きっての名門【龍村美術織物】さんの手によって見事に表わされた《特選の逸品》をご紹介させて頂きます。
神奈川県は箱根に佇む、臨済宗大徳寺派早雲寺に所蔵される『織物張文台硯箱』は、当時流行していた蒔絵ではなく裂地を装飾とした、国の重要文化財(国宝)
高貴な輝きを放つ金襴に映える美しい織りは、室町時代以前より多くの人々の心を魅了して参りました。
その高貴な華やぎは日本国内に留まることなく、ラグジュアリーブランド『クリスチャン・ディオール』のドレスにも用いられ、またトランプ大統領が来日された際には早雲寺文台裂のテーブルセンターがプレゼントされるなど、西陣織の中でも代表的な名品なのです。
この早雲寺文台裂は、数多くの名物裂の中でも今なお人気が高く本当に美しいモチーフなのですが、高価なため呉服市場ではほとんど出回りません。
またこちらの帯は、お使い勝手の宜しい【全通柄】の開き名古屋帯・京袋帯。
お締め頂くと二重太鼓に見える‟比翼仕立て”という贅沢な仕上がりとなっていますので柄の出方を気にされることなく、初心者の方やふくよかな方にも気軽にご着用頂ける優れものです。
こちらの作品には帯地を覆い尽くすほどの金糸を贅沢に用いており、光の当たり方やご覧頂く角度によって表情を変え、一目ご覧になるだけで、西陣きっての匠が丹精を込めて織り上げた名品の素晴らしさをご実感して頂けることでしょう。
訪問着や附下などのセミフォーマルなお着物と合わせて頂き、お呼ばれされたご結婚式や入学園式などの、晴れやかなシーンに。
また、色無地や江戸小紋とのコーディネートでは釜開きやお初釜等のお茶席、ご会食や観劇・美術鑑賞へのお出掛けの際にも最適です。
もちろん、これ程までにステキな【長尺】のたつむら帯には滅多にお目に掛かれません。
ぜひこの機会にご入手頂き、お客様のお手元にて末永くご愛用下さいますよう宜しくお願い致します。
~鎌倉ふわり~
【寸法】
長さ 370cm 幅 30.5cm
【素材・状態】
正絹
数回ご着用された程度の、大変きれいなお品です。
商品の情報
カテゴリーファッション > レディース > 着物・浴衣 > 着物 > 帯 > 名古屋帯ブランドタツムラオリモノ商品の状態未使用に近い発送元の地域神奈川県